3月19日放送の【超逆境クイズバトル!!99人の壁】で、自ら韓国ドラマ好きを名乗ってクイズに挑んだにも関わらず、俳優の名前どころか、愛の不時着の聖地すら答えられずに、偽韓流ファン?を披露した、遼河はるひさんが話題になっています。
この企画は、ただの人選ミスだったのか?遠回しに韓国エンタメ批判だったのか?何だか違和感しか感じなかったので、
『99人の壁』のこの回への世間の声と、噂されるヤラセ問題と、フジテレビの過去から見る、韓国エンタメ批判の真相まで見ていきたいと思います。
【遼河はるひ】韓流好きは嘘?

20年ほど前、一世を風靡した冬ソナで韓流ドラマにハマったという遼河はるひさん。ヒロイン役のチェ・ジウすら思い出せず、おかしな空気になっていきます。流石に司会者の佐藤二郎さんも「99人の壁には魔物が・・」とフォローしますが。
このコーナーで、緊張したのか、ほぼ答えられなかった遼河さん、対戦相手で、韓国エンタメ好きを豪語するハリー杉山さんも、遼河さんより、ほんの少しリードという感じで答えられない・・・
これにはSNSで

遼河はるひ、二度と韓流ファンなのらんといてほしいレベル



遼河はるひの韓国マニア嘘やろー!簡単すぎな問題ばっかりやん



韓流クイズ、遼河はるひやハリー杉山よりうちのオカンの方がバンバン答えてたわ



99人の壁で鬼滅クイズすげーっ!てなってたのに次の韓流対決が泥試合すぎて草。遼河はるひ・・・・・
この韓国エンタメ対決が行われる前の、アニソン対決には、中川翔子と、佐久間大介(Snow Man)納得の人選。
そして今回は、特に鬼滅対決がすごかったんです。
『好きこそ物の上手なれ』とはこのことだな・・・と感心するほど。
真鍋かをりさんとよゐこ濱口さんの対決が白熱。見ていて本当に楽しむことができ、
鬼滅ブームに乗れなくて避けていた私もやっぱり見たい!と思うほど・・・
とにかく真鍋さんが全編記憶してるのか、もう鬼滅データベースのような記憶っぷり。
その空気感のまま、次の韓流対決へ。遼河はるひさんの韓ドラ好きは知りませんでしたが、
ハリー杉山さんはNHKで『テレビでハングル講座』の生徒役を卒業し、韓国好きなイメージ。
しかもクイズの内容はさほど難しくなく、私個人レベルでは確かに韓国の俳優さんの名前って難しいな・・・
と思いますが、2人ともあの『ヒョンビン』さんも答えられない始末。。。
今の韓ドラには、ほぼ答えられず、何故かブーム低迷期の日本のドラマのリメイクについては答えていました。
かなり緊張していたご様子ですが、元宝塚の大スター。本番には強いはず??
99人の壁はヤラセ?


それにしても、いつの間に1体1で対決しているのでしょうか?しかも番組内では「99秒の壁!」ん?99秒?
『99人の壁』は、2018年10月の放送開始以来、特定分野に一般人を含む100名の中から、1人が選ばれて、99人のブロッカーとバトルする方式でした。
ただ、この99人の中に出演したエキストラがBPO放送倫理委員会に連絡し、番組の構成上、
エキストラが常に一定数いたことが問題になります。
BPOによるとレギュラー番組化した2018年10月から19年10月までの計25回で延べ406人が補充されていた。スタッフがエキストラには解答権を与えていないことを番組総責任者が認識していなかったことなど「制作過程の重要な部分を制作者たちが十分に共有していなかった」とも指摘した。
日本経済新聞
20年2月、エキストラの一人がBPOに連絡し発覚。番組は同3月に一時休止し、フジテレビは4月に謝罪した。〔共同〕
この件がきっかけで、1つの事に専門的に特化した挑戦者が100人集まったとしたら、5問勝ち抜きという構成上、
約800問の問題を用意しなければいけないこと、
参加予定者が収録日に台風などで交通機関に支障が生じ、来場できなかったときには企画自体が成り立たないこと。
既に番組の視聴者にしたら、100人は集まってないであろう前提で、ただの番組名が『99人の壁』であり、コンセプト置き去りで楽しむしかないことなど。
まぁ、半分本気で、演出という名のもとにヤラセ行為は必須というところでしょうか・・・
フジテレビが韓国エンタメ批判?


そして、今回の韓国エンタメの回では、回答者の遼河はるひさんと、ハリー杉山さんを使って印象操作をした可能性があるのでは?と思ってしまう違和感を感じませんでしたか?
韓ドラやK–POPが好きな人が、ほとんど答えられないほど高度な問題でもないのに、答えられないということは、
『韓ドラって印象に残らないんだね』『韓流はしょうもないよね』と言う印象すら感じました。
実際韓ドラファンからすれば、好きな俳優の名前の一つくらいは覚えるし、『愛の不時着』は一回見ていれば、あの湖畔を見れば、あのシーンはすぐ思い浮かぶはず・・・
フジテレビでは過去にこんな問題がありました。
フジテレビへの抗議デモが2回続けて起きたのは、2011年の夏のこと。2回目の8月21日のデモには、約3500人が参加、「韓流ゴリ押しやめろ」「フジテレビの捏造・偏向報道反対」などのプラカードを掲げて行進した。これは、日本のメディア状況を考えるうえで極めて重要な社会現象である。
東洋経済新聞より抜粋
当時、韓国ドラマの放送が多いと、嫌韓と言われる人たち?からの批判を受け、抗議デモが行われたことがあったのです。
ただ、このデモは、反韓デモではなく、フジテレビの偏向報道への抗議が主な目的で、その理由の一つとして、K–POPなどの報道時間が長いなどが含まれていたものでした。
過去のこととは言え、2回も大きなデモを受け、もしかしたら、韓国エンタメを扱う上で何かしらの配慮があったとしてもおかしくないかもしれません。
遼河はるひさんの韓国好きは本当?


今年の1月に放送され、現在は現地に足を運べないので、VTRを見ながら、旅の解説をすると言う形式での旅番組。
一緒に出演した、おぎやはぎの小木さんは、娘さんがK–pop好きで、自分も韓ドラを見るけど、韓国は知らないと、
番組出演を楽しんでいました。
『99人の壁』では本当に緊張していたのか、元宝塚のトップスターとは言え、クイズ番組って本当に緊張で頭が真っ白になるとはよく聞きますもんね。
凛として、堂々としている姿が魅力の遼河はるひさん、番組からの要請でわざと答えなかったとは考えたくないですね。
まとめ
99人の壁は、構成自体が『超逆境』かもしれませんね。
抗議やデモに対しては、悪いことだとは思いませんが、テレビがどんどん面白く無くなるのは寂しいですね。
遼河はるひさんをはじめ、韓ドラ好きさん。もう観てるかもしれませんが、『39歳』おすすめですよ。Netflixどうぞ。