『酒は大関〜心意気〜♪』このCMソング久々に聴いたな・・・正直、誰がどんな感じで歌ってたかも
記憶の奥底ですが、透き通るような味のある声で唄う女の人は誰だろう?と思ったら、
なんと、本家『酒は大関』を唄った加藤登紀子さんの次女で、ボーカリストのyaeさんという方でした。
その歌声は天性なのか?色々気になったので調べてみました。
yaeさんプロフィール
yae(本名 藤本八重)
東京都渋谷区出身
1975年12月14日生まれ
父・藤本敏夫 母・加藤登紀子
職業・歌手・鴨川自然王国の活動
yaeさんは、20歳で音楽劇『コルチャック先生』でデビューします。
コルチャック先生は、かなりざっくり言うと、小児科医ながら日露戦争では野戦病院で医師として翻弄し、
その後、親を亡くした子供たちのために尽力した人です。
ユダヤ系ポーランド人で実在し、ホロコーストなどもテーマになっています。
単に音楽劇といっても、社会的な作品ですね。現在のyaeさんの活動に通ずるものを感じます。
その後、歌手として本格的に活動を始めたのが2001年、メディアへの顔出しこそ少ないものの、
CMソングやみんなのうた、ドラマの主題歌なども歌っているので、実はyaeさんの声を聞いたことがある方も多いでしょうね。
『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』では、主題歌はもちろん、挿入歌やナレーションも手がけています。

yaeさんの家族①

yaeさんのお父様の藤本敏夫さんは思想家で、反戦などを訴えた学生運動の末、
1972年実刑判決を受け、中の刑務所に収監されます。
この時、加藤登紀子さんのお腹には藤本氏の子を宿していました。
学生運動が過激さを増す中、出会い交際していた藤本敏夫さんと加藤登紀子さんは
藤本さんが捕まってからは、今まで以上に交際を反対される様になります。
現役大学生ながら歌手となり、紅白出場まで果たした登紀子さん。
かたや学生運動の末の収監。一般的には理由がどうであれ反対されて当然です。
そんな中ただ1人、加藤登紀子さんの実母の淑子さんは応援してくれたそうです。
母の後押しもあり、2人は結ばれることになりますが、『獄中結婚』と言う形になります。
父の藤本敏夫さんは1974年の出所後、生活が落ち着くと、食と農業を中心に活動を始め、
1981年には千葉県鴨川市に鴨川自然王国を設立し、1999年には農林水産省関東農政局の諮問委員に就任しています。
ドラマティックなご両親ですよね。yaeさんの聡明な雰囲気も納得いく気がします。
yaeさんは3人姉妹で、3歳上に姉の美亜子さんと、5歳年下の妹美穂さんがいます。
お姉さんの美亜子さんは、yaeさんと共に鴨川自然王国での活動を拠点にされているそうですが、
妹さんについては現段階では情報がありませんでした。
yaeさんの家族②
2005年Yaeは王国で結婚式を挙げる。
新郎は大豆畑の研修生だったミツヲさん。鴨川の古民家に居を定め、一子和麻君も誕生する。
「人が生きていく上で、絶対必要なものは、土です。恋をして、結婚をして、子を産み育てる。自然の中で四季を感じ、畑を耕し、おいしい野菜を育て食べる。大切な家族と囲む食卓に、本当の幸せを感じます」。
https://www.mboso-etoko.jp/ttbako/22.html
yaeさんは2004年に鴨川に移住し、そこで知り合った男性と結婚しています。
「現在、鴨川自然王国代表理事を勤める藤本博正は私の夫なのですが、その藤本が以前こんな事を言いました。『野菜は人間がつくるんじゃない。野菜をつくるのは土であり地球なんだ』と。その通りだと思いました。私たちのできることといえば、ちょっぴり土のお手伝いをすることくらい。でも、そうやって土を耕すことは、私たちの命を繋ぐことでもあるんです」。
https://earthjournal.jp/keyperson/966/2/
ミツヲさんはニックネームなんでしょうか?旦那様は藤本姓を名乗っていることから、
3姉妹の藤本家にお婿さんとして入ったのでしょうね。
博正さんは、1年ほど鴨川自然公園で農業を学んで、他のところへ行く予定だったそうです。
スピード婚だった様ですね。現在はyaeさんとご主人の間には3人のお子様がいます。
結婚の翌年に生まれた、長男の和麻君が現在16歳前後ですね。その下に次男。長女と続きます。
お父様が創設した鴨川自然公園の大自然を守りながら、素敵な暮らしをしておられます。
大関のCM動画
『酒は大関』は昭和45年に小林亜星さんの作詞作曲で、yaeさんのお母様の加藤登紀子さんが唄った以外にも、
故・田宮二郎さんバージョンもありました。
アコースティックを奏でながら『酒は大関』を唄うyaeさん。めちゃくちゃかっこいいですね。
声質的にボサノバなんかも聞きたいと思うのは私だけでしょうか・・・